京都着物レンタル夢館 五条店

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2018年9月18日

2019年12月19日

投稿者:editor

「はんなり」と「こーとな」

「はんなり」と「こーとな」

京ことばに褒め言葉はあんまり無い

非常に少ない褒めことばなのに死語になりつつある…とは

室町に住む大人女性に教わった事です

その少ない褒め言葉の中に「はんなり」と「こーとな」があります

この二つは主に着物や色彩に使われることばで

はんなり→上品な華やかさ

こーとな→地味で上品な  と言う様な意味です

若い頃、屋形のお母さんから「えぇ着物やけど、ちょっとあんたにはこーとなぇ」

とよく言われましたが、私は若い頃からこーとな着物が好きでした

こーとなきものを着るのにふさわしい歳になりましたが、逆に歳を重ねたからこそ

はんなりした着物を着る必要があるなぁと感じる時もあります

季節は秋になり、過ごしやすくなるとお茶会や美術館など着物でお出かけになる

機会も増えて来るかと思います

お洒落で個性的なきもの、はんなりとした着物、時にはこーとな色柄で大人の装い

着物のおしゃれの奥深さは秋の装いにぴったりです

元舞妓紅子のぶろぐ「知っといやすか」はコチラ

元舞妓紅子のブロ「知っといやすか」京ことばバージョンはコチラ

「はんなり」と「こーとな」