京都着物レンタル夢館 五条店

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2017年12月29日

2019年12月21日

投稿者:editor

「ハレ」の日と「ケ」の日

「ハレ」の日と「ケ」の日

京都では「ハレ→晴れ」の日お祭りや年中行事などの非日常と

 「ケ→普段の生活」の日と呼んで日常と非日常を使い分けていました

 「ハレ」の日には晴れ着を着て神聖な食べ物(お餅や赤飯)を食べたり

 して特別な日である事を楽しんでいました。

 「ケ」は普段通りの生活を送る日ですが「ハレ」と「ケ」はワンセットです

 着物を日常着として着ていた時代には「ハレ」の日の衣装と「ケ」の日の

 きものは今の私達が普段、家にいる時のくつろぎ着、仕事着、プライベート

 で出かける時の服…と自分の好みで選べるのとは、又違った意味合いが

 あったのかもしれませんね。

 「ハレ」と「ケ」で、きものを替える TPOですが日本では「時」「処」「位」

 と言ってきました。時と所と立場です

 日本人ならではの、その感覚を和装文化では今でも大切にしています

 今年も残りわずかとなりました

 来る年が皆さまにとりまして実り多い年であります様に

 良いお年を

                     紅子

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「ハレ」の日と「ケ」の日