京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


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2018年2月6日

2019年11月16日

投稿者:editor

おまじない

新しくきものや帯を下ろす時、両手で衣装を捧げ持って頭を下げ

「汚さん様に着られますように…」と祈ってから着ていたのは

花街の習慣だったかも知れません

それと同じ様に小さい頃、母や祖母に良く言われていた事が

あります

お正月せっかく着せて貰った晴れ着の袖をどこかに引っ掛けて

脇がほころびたり、裾がほつれていたり…

そんな時は必ず「脱いだって言いよし!」と言われました

訳も解らず「脱いだ」と言ったら母や祖母は針を取り出し縫ってくれました

着物を着たまま縫う事は針が刺さって危ないから「脱いだ」と言って

脱いだ事にしたのか?縁起が悪いのか?

今でも良くわからないままなのですが「脱いだ」と言いなさいと

言われた事は覚えていて、今では子供にも同じ事を言っています

京都にはこんなおまじないの様な着物ことばが残っています