もうすぐ、お盆やなぁ。 この時期になると、やっぱり「珍皇寺さん」に行かなあかん。 この辺りは平安時代から葬送の地で、あの世とこの世の境界である
「六道の辻」と言われてます。 7日~10日は「六道まいり」で、遥か彼方のあの世にまで届く
「迎え鐘」を撞いて、ご先祖さんの霊を迎えに京都の人は朝早くから並ばはります。 私もご先祖さんを思い出し鐘を撞きました。 ご先祖さんは、早く帰ってきたいし、馬に乗って帰ってきはるんや。 あの世へ帰らはる時は、ちょっとでも、ゆっくりしたいし、
牛に乗って帰らはるんやと、おばあちゃんが言うたはりました。 おばあちゃんもそうしはるんやろなぁ。 お盆が近づくと、昔の人を思い出すなぁ。 ご先祖さんに感謝せなあかん。
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ):
アクセス:京都市バス 「清水道」下車すぐ