京都着物レンタル夢館 五条店

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2018年10月2日

2019年12月19日

投稿者:editor

きもの東西

きもの東西

東京にお住まいの方に着物のコーディネートを頼まれた時のお話です

遠く江戸の昔から江戸っ子は「粋」である事を何より大切にし

その反対の「野暮」がとても嫌いと聞きました

京都で言うところの「しゅっとしている」と「もっさい」と言う

感じでしょうか?

帯揚げ一つ、帯締め一つにしても私が思いもつかない色合わせで

とても勉強になりました

重ね襟の色合わせ等は個人の好みと思っていましたが

母や祖母のまねをしているうちに、培われた関西風と云うか

京都好みの影響が大きい事に気づきました

先日、きものに関する講習会に行く機会がありました

講師の方が「きものを着ることは想いをまとっている事」と

言っておられました

こうなると着物を選ぶことは生き方そのもの の表現と思えて来ました

きものを着て行く先、相手に対する気配り、それこそが東西を問わず「粋」

な装いに通じるとするなら、着物の世界はやはり奥深いです

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