もうすぐ節分
鬼を払い邪気を払う節分は厄を払うのに良い日として京の人達は
神社やお寺へ厄除け祈願に行くのです
厄除けと言えば厄年には「七色の物」を贈るという習慣があり
七色の腰ひも、伊達締めを頂いた事があります
厄年に七色の物が良い説には色々言い伝えがあって「仁王般若経」
というお経の中に火難、水難、暴風など天体異変の難が七つあり(七難)
これを寿命、人望、清廉などの七福が消滅させると言われ
この七から七色の物を身に付けると厄を消して福が訪れると言われています
七色は身に付けたり常に持つことがポイントなので着物の世界では
腰ひもや伊達締めや襦袢を贈ったのでしょうね
この七色が「七福神」を表しているとも言われていて
他にも「8」と「9」を【や】【く】と読み「7」には【く】が無いと云う説も
ある様です
厄年の人には長いものを贈るとも言われているので
きもの好きの人には持って来いの贈り物かもしれません