最終更新: 8月27日
私は毎年「鹿ケ谷カボチャ供養」に行ってます。哲学の道から東の方に坂を上がっていくと「安楽寺」がひっそりと建っています。
法然さんのお弟子さんが開かはった浄土宗のお寺です。特に紅葉の頃は燃えるような景色として有名ですが、もう一つ京都人にとって有名な行事が暑いこの時期にあります。「鹿ケ谷カボチャ供養」です。
毎年7月25日、こちらでは無病息災や中風除けに鹿ケ谷カボチャがふるまわれます。夏の土用にカボチャを供養しそれをいただくと元気に過ごせると言い伝えがあるそうです。毎年暑いですが、ほんのり甘く炊いたカボチャはホンマにおいしいです。
この鹿ケ谷カボチャは京都の伝統野菜の1つで瓢箪(ひょうたん)の形も面白いです。お寺のお庭を見ながらカボチャの炊いたんをいただくと「1年健康に過ごせますように」と思います。また、境内のお地蔵さんのそばの手水鉢は可愛いハート形でした。毎年恒例の「鹿ケ谷カボチャ供養」は私の健康そのものです。
市バス5号系統 「真如堂前」下車 徒歩 約15分
京都検定1級 貴船 茜