母から汕頭刺繍の着物と帯を譲られました
スワトウ刺繍とは中国三大刺繍のひとつで広東州の汕頭(すわとう)
という町が発祥です
ヨーロッパではふるくから社交界でスワトウのハンカチが愛用されていて
時代を超えて、現在でも世界中で愛されています
上品で美しいデザインが人気なのです
とても美しいのですが手間がかかるのでハンドメイドのスワトウ刺繍は
高価なものが多いです
スワトウの町の女性は幼い頃から母親の針仕事を見て育ち、刺繍の仕事に
つく人が多いそうです
母子代々200年にわたって、伝えられているとか…
スワトウ刺繍は着物にも、とても合うので黒留袖に施される事もあります
仙頭で母子代々伝えられる刺繍の技術
その技術で作られた着物と帯を、日本で母から私、私から娘へ
大切に引き継いで行きたいと思います