東山三十六峰の1つ善気山(ぜんきさん)の
ふもとに法然院というお寺があります。 ひっそりと静かなたたずまいは 谷崎潤一郎をはじめ文人や学者に愛されてきました。 山門をくぐるとまず目に入るのは「白砂壇」という美しい盛砂です。 波紋が描かれたこの盛砂は 水を表すいうことやそうで この白砂壇の間を通って 心身を清めて浄域に入ります。 白砂壇がこれほど美しいのは やっぱり新緑のこの時期やと 思います。 ひんやりした空気に心も洗われた気分になります。 池のほとりのシャクナゲも きれいでした。
京都検定1級 貴船 茜
市バス「浄土寺」下車徒歩10分