
この日を待っていました!地元民だけでなく全国の祇園祭ファンの皆様!
昨年コロナ禍で見られなかった鉾建てが2年ぶりに復活。京都に活気が戻ってきました。
各鉾町の作事方さんが槌音を響かせて土台を組んではります。
お客さんは密集しはったらあきませんので、そぉろと京都の夏の始まりを味おぉてください。
鉾町に近い五条の夢館で気軽に浴衣レンタルして(後片付けも簡単やし)はんなりと涼やかにお散歩しましょ
祇園祭のオススメ浴衣コーデを最後に紹介させてもろたので参考にしてくれはったら~
2年ぶりの鉾建て 京都に活気が戻ってきた!
うわぁ~~っ!建ててはるわぁ…なんか涙がでてきた…どないしょ
京都の中心、四条通界隈で祇園祭の鉾建てが始まりました。
全ての山鉾ではありませんが、伝統と技術の継承ということで2年ぶりに姿が…(また涙)
昨年は新型コロナウイルスの影響で鉾建てさえもなく
何とも寂しい夏の始まりやった?いえ、夏が無かったかもしれません。
四条烏丸西入 函谷鉾 四条室町下ル 鶏鉾
悪疫退散!祇園祭
神田祭(東京)・天神祭(大阪)と合わせて日本三大祭の1つの祇園祭は
7月の1ヵ月間に行事や祭儀があります。
かつては「祇園御霊会」と呼ばれてはって
この世に未練を残した霊(御霊)が疫病を振りまくので
それをおさめて都の外へ出さはるためのお祭りでした。
南北朝・室町時代の頃に山鉾が登場し華やかなお祭りにならはったそう
応仁・文明の乱で33年間も中止してはりましたが明治時代に復興し
現在まで継承されてはります。
疫病退散!よろしゅうおたのもうします。
凄い技術と芸術性
全34の山鉾の内、前祭りの12基と後祭りの6基の鉾建てが決定し
先駆けて長刀鉾・函谷鉾・月鉾・鶏鉾が7月10日より建て始めはりました。
柱や筋交いを「縄がらみ」という技法で組んでいかはります。
前懸け・胴懸け・見送りの懸装品は「動く美術館」と言われてはる通り
ほんまに素晴らしく綺麗です。
しかし、土台やけれども、木材と縄による鉾建ての最中に見られる
その線の美しさには目を奪われます。
また、各柱にある「辰巳」「丑寅」などのしるしにも注目!
先人から伝えられている技術も素晴らしいし
ほんまに知りたいことや見たいことがぎょーさんあります。
朝は通勤バスの特等席から間近で鉾を見て
夜になると鉾町からコンチキチン♪
御囃子のお稽古をしてはる音を聞きながらの会社帰り
なんて贅沢な通勤やろ…ほんまに祇園さんは特別です。
注意!気ぃつけて
通りに鉾が建つ!ということは当然のことながら何かしら影響が…
特に、四条烏丸周辺のバス停の変更が生活に直結しています。
いつもの四条烏丸と四条西洞院東行きのバス停は利用でけへんようになって
烏丸と西洞院の間に移動してはります。
バスに乗っていればアナウンスしてくれはりますが
乗ろおもてバス停まで行ったらあらへんっ!みたいなことにならへんように気ぃつけてください。
せっかくやから浴衣でおでかけしたい
集まったらあきません。そぉろと山鉾のねきを通りながら
2年ぶりの京都の夏を楽しみませんか?
駅チカ!鉾チカ!五条通の「夢館」で浴衣をレンタル。ヘアセットもしてもらおかな。

大胆な芭蕉柄の浴衣にクシュクシュの兵児帯
レースのひらひら飾りを少し見せてアンティークな飾り紐にかごバッグを提げて~
ほんまは夢館から一番近い「保昌山」からスタートしたいところやけど
残念ながら今年は建てられへんし…また、来年!縁結びのお守りをもらいにいきましょ
五条からは山鉾町に近い地下鉄四条駅までひと駅やし楽ちんやわ!ほな行ってきます。
夢館五条店からのアクセス

●地下鉄烏丸線 「五条」より「国際会館」行き 「四条」下車すぐ