京都着物レンタル夢館 五条店

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2018年6月1日

2019年11月27日

投稿者:editor

紅絹(もみ)

紅で染めたうすい絹の布で、女物の着物の裏地に使われて

いたのを紅絹(もみ)と言います

日本では古くから紅で染めた物を、肌着や裏地に

使う習慣があります

赤い色は身体を冷やさないと言い伝えられていて

「おなごは身体を冷やしたらあかん」と私も祖母から

よく言い聞かされていました

戦後、紅絹は薄い色の着物の表に色がひびいてしまう為

あまり使われなく、なったのですが、今では

アンティークきもの とリサイクルきものを見分けるのに

裏地を見て紅絹が付いているかどうか…で判断するひとつの

方法になったりしています

もみの名前の由来はウコンで下染めをした物をべにばなで

上染めする時、花を揉んで染めるので「もみ」と呼ばれる様に

なったと教えて貰いました

日本産のべにばな が少なくなってしまったので新しい紅絹は

見られなくなってしまったと言います

古着に付いているもみ裏は大切にしなければ・・・と

思いました

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