京都着物レンタル夢館 五条店

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2018年3月9日

2019年11月19日

投稿者:editor

能の衣装

能の衣装の事は装束(しょうぞく)と呼んでいます

元々能を今の形にした観阿弥・世阿弥(かんあみ・ぜあみ)

の頃は日常の質素なものだったと伝えられていますが

時代が下ってくるに従って、豪華なものになり

伝統工芸品の作品となるまでになりました

やがて能は武士のたしなみとなっていき、大名は豪華な

能衣装を揃える事で「戦の準備」をしていないと

幕府への大義名分にしていたとの説もあります

能はその装束によって女性、天人、鬼女、老人、武将、竜神等を

区別します

さらに面(おもて)という能面(のうめん)を付ける事で

亡霊(ぼうれい)や怨霊(おんりょう)など人間以外のもの

になったりします

能は観たことが無いという方が結構おられ、敷居が高いものと

感じられがちですが能装束には沢山の文様(もんよう)が

使われていて、日本の伝統的文様の集大成とも言われています

きもの好きの私達ならではの能の楽しみ方

衣装を観る…というのはいかがでしょうか?