京都には二つの着物文化がありましたとブログ「自分好みのきものを楽しむ」の最初に
お話し、していました
今回は舞妓さん芸妓さんの花街の着物文化のお話しです
舞妓さん芸妓さんにとって着物は広告の様なもの
「上等なきものを着てなんぼ!」の世界です
お花の売上げ順位の高い順に良い着物を着せてもらえる
良い着物を着ているから良いお座敷に呼んでもらえる…と云う
話も聞いた事があります
舞妓さんの特徴だらりの帯、芸妓さんになると京都ではお太鼓結び
にします
だらりの帯の下には屋形の家紋が入っています
昔、義務教育制度が無かった時代、舞妓さんは今よりずっと小さく
10歳とか12歳とかそんな年齢の舞妓さんがお座敷からの帰り道
迷子になってしまう事も度々あったそうです
そんな時でもだらりの帯の家紋を見れば、どこの舞妓さんか
分かるので迷子札の様な物だったと聞きました
ちなみに帯の結び方(だらり帯の交差の仕方)も花街によって
微妙に違ってどこの花街か?もわかったそうです