きものは洋服と違い直線のまま仕立てられています
なので寸胴な体型ほどシワや凹みが出来ず美しいきもの姿になります
綺麗なきもの姿にする為、補正をするのですが、補正って難しいとか
面倒くさいとか思っている方が結構おられます
そこで今回は補正のおはなし
補正に必要なのはタオル、晒、ガーゼ、補正下着等がありますが
着付け教室では自分の体型に合った補正タオルを作る授業が
あったりします
補正のポイントは、くぼみのあるウエスト、ヒップの上、胸の三ヶ所です
タオルをウエストに巻いたり、ヒップの上に置いたり、胸の大きな方は
晒をきゅっと巻いたり、和装ブラで押さえたりします
基本ふくよかな方は補正は必要ない場合が多いのですが
バストは押さえておくと胸元が左右に流れないのでスッキリします
逆にバストにボリュームが欲しい時はフェイスタオルを斜めに折って
バストの上に乗せます
鳩胸ぎみのほうが着物の場合、胸元が綺麗に収まるからです
暑い時期はなるべく涼しく快適にきものを着たいところですが
振袖や訪問着などフォーマルな装いの時は、より美しい着物姿の為に
やはり、補正は必要です
市販の物を上手に利用して手を抜くのも、ひとつの方法なので
綺麗な着物姿のために補正をしてみて下さいね