京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


English
中文(繁体字)
中文(簡体字)
한국어

2019年8月24日

2020年4月22日

投稿者:editor

鶴屋吉信の有平糖(ありへいとう)

鶴屋吉信の有平糖(ありへいとう)1

京都のお菓子は長い歴史と文化にはぐくまれています。室町時代の末期、ポルトガル人がカステラや金平糖(こんぺいとう)、有平糖、鶏卵素麺(けいらんそうめん)などのお菓子を伝えました。

日本ではなかなか手に入らなかった砂糖をたくさん使い、また卵や油類などを使ったお菓子は人々を魅了しました。その中の1つ「有平糖」の語源はポルトガル語の砂糖菓子「アルフェロア」に由来しているそうです。こちら「鶴屋吉信」さんの「有平糖」は上質な砂糖を煮詰めて、なんとひとつひとつ手作業で仕上げてはるそうです。お菓子の色も京都をイメージした彩色やそうです。

そして「西陣・嵯峨野・祇園・鴨川・宇治」と京都ゆかりの名前がつけられています。

私の生まれ育った西陣はちょっと明るい華やかな色。西陣織やろかなぁ。嵯峨野はやっぱり竹林。鴨川は水の流れかなぁ。宇治は抹茶や源氏物語。祇園は優雅な花街のイメージやろかなぁ。こうして京都の街並みや空、山、風を思い浮かべながらいただくのはホンマに楽しいです。

※ IRODORI 商品は IRODORI 店のみの取り扱いとなります

京都検定1級 貴船 茜