江戸時代に京都の金融街として栄えた烏丸御池の両替町に佇む築100年超の趣ある京町家で、茶道の精神を深く学べる特別なプログラムをご紹介します。160年以上の歴史を持つ呉服屋が運営する京都着物レンタル夢館・御池別邸が提供するこの本格茶道体験は、茶道の真髄に触れることができる特別なプランになっています。
ユニークなプログラム。茶道の教えを日常に取り入れ人生をより楽に、スムーズに。
京都の夢館御池別邸が提供する本格茶道体験は、他の茶道体験とは一線を画すユニークなプログラムです。初心者向けに造成された同プログラムは、茶道の基礎的なことを学ぶと同時に、さらに一歩掘り下げて茶道の精神まで学ぶことができる濃い内容になっています。
前半では、茶道のお点前鑑賞や抹茶の点て方、頂き方などの基礎的なことを学び、後半では茶道の巨匠・千利休の教えである「四規七則」の教えや実践方法を理解します。その茶道の精神を日常生活やビジネスシーンに取り入れることで、人生の質を向上させる気付きを得られるかもしれません。
日本人の和の心にも通じるおもてなしや他人への深い配慮の大切さ、動じない心。こういった思考の習慣によって日々の生活がよりスムーズに楽になり、心にゆとりを持ちながら充実した毎日を過ごせるような気付きを得られるようになります。
プログラムの詳細
- 料金: 13,200円/人 (抹茶&お菓子付き)※夢館の着物レンタルをご利用の方は10%割引適用
- セッション: グループセッション / プライベートセッション(追加料金が必要)
- 所要時間 約2時間程
- 年齢制限: 中学生以上 20名様まで参加可能(20名以上のグループは要相談)
- 言語: プログラムは日本語で行われますが、韓国語、中国語、英語の通訳派遣が可能(別途5,500円)
- 施設定休日:12/31-1/3年末年始休業(その他は年中無休)
- キャンセルポリシー:3日前より20%、前日50%、当日100%
- 通訳サービス:英語・中国語・韓国語可能 ¥5,500
- 観光はもちろん、MICE、チームビルディング、セミナーとしてもご利用いただけます。
千の利休が唱えた「四規七則」とは?
このプログラムは、せっかく茶道体験をするのなら、もう少し深い部分も知りたいという知的好奇心旺盛な方にぴったりです。教養として和敬清寂などの千利休の教えを知っておきたいという日本の方はもちろん、日本文化に興味がある海外からの観光客の方にとっても大変貴重な体験になるかと思います。
◆四規(しき)は「和敬清寂(わけいせいじゃく)」という四つの言葉で、茶道の精神を表しています。これらは単なる茶道の心得に留まらず、人間関係や仕事、日常生活においても重要な指針となります。
- 和: お互いに心を開いて仲良くすること。
- 敬: お互いに敬い合うこと。自然や万物に感謝する心。
- 清: 外見だけでなく心の中も清らかであること。
- 寂: どんなときにも動じない心を持つこと。
◆七則(しちそく)は、和敬清寂を実践する上での、茶道のおもてなしにおける心構えを示しています。これらは、表面的には簡単に見えますが、実践するのはかなり難しく、深い精神性を伴います。
1.茶は服のよきように点て
2.炭は湯の沸くように置き
3.花は野にあるように
4.夏は涼しく冬は暖かく
5.刻限は早めに
6.降らずとも傘の用意
7.相客に心せよ
これだけみるとなんのことかよくわからないという方に向けて、講師がわかりやすく解説し、単なる文化体験を超え、参加者の人生にプラスの影響を与えるプログラムとなっています。千利休の教えを通じて、より豊かな人生を築くためのヒントを得ることができるこのプログラムは、唯一無二の体験として多くの方におすすめです。
日々の生活の上でも、仕事の上でもうえでいずれも非常に大事なことであり、日本を代表する文化として身に着けたいものです。
お客様の声
実際に体験をした方々からは非常に好評なコメントをいただいています。ここでは、実際に体験をされた方の反応の声をご紹介します。
◆日本の方の声
・リアルな体験を通じて目から鱗な感覚が多々あった。2時間があっという間だった。
・茶の精神を表す四規の「寂」を意識すれば、仕事でトラブルになった時でも、落ち着いて対応できると思いました。
・茶の精神のおかげで、会社でうまく付き合えない人がいても、自分はどうやって行こう?と考える柔軟な心の大切さを認識しました。相手を尊重しているからこその考え方だなと思い、日々の暮らしに取り入れたいと思いました。
・茶道は趣味の世界というイメージでしたが、すべてが人間の生活や精神に結び付いていて、日々の生活そのものだなと自分の中でイメージが180℃変わりました。
・茶室の空間に集中することで普段気づかない音や「人のことを考える」という何気ない気づきが、あわただしい日常では気付かず見過ごしてしまっていると思い知らされました。
◆海外の方の声
・とても美しく、心が落ち着く、素晴らしい体験でした。
・私にとって初めての茶道の体験でしたが、この体験を通じて茶道に対する認識が大きく変わりました。今では、各行程や所作の意味、さらには色の選び方や部屋の装飾にまで理解が深まりました。
・非常に感銘を受けました。日本をもっと体験したい人にとっては、素晴らしい学びのプログラムだと思います。
・全体的に、茶道について多くの細かいことを学べたと感じています。亭主と客の一つ一つの動作の意味から、茶道の本質的な部分に至るまで、すべてが丁寧に説明されており、それによってすべてが意味深く、興味深いものとなりました。
講師のご紹介
鈴木文(すずきあや)先生 裏千家専任講師【茶名 宗文】
講師は1964年に大阪で生まれ、40年以上にわたり裏千家の茶道を深く学んできました。地方自治体の広報担当として管理職を務めた経験を活かし、わかりやすく落ち着いた話しぶりで、参加者に印象的な茶道体験を提供しています。茶道の深い精神性や哲学を共有することに情熱を注ぎ、参加者が人と物とのつながりを大切にすることを学べるよう、丁寧に指導しています。また、書道や生け花など、他の日本文化の芸術にも精通しており、その豊富な知識を活かして、茶道の精神を初心者にもわかりやすく紹介しています。キャリアを通じた経験談を交えた指導は、茶道の奥深さを感じさせるだけでなく、参加者にとって心に残る貴重な学びの場となるでしょう。
御池別邸について
このプログラムは、京都の烏丸御池駅から徒歩3分程の歴史的なエリアに位置する改装された伝統的な町家で行われます。明治期末期・大正期初期頃に建てられた元呉服屋だった建物は、京都の歴史が息づく特別な静寂と空間が広がっており、京都らしさが凝縮しています。
普段は、撮影プランや茶道体験を行っており、観光客や前撮りのお客様から高い人気を誇っています。茶道体験の参加者は、茶道の教えや「和」(調和)の精神を学びながら、歴史的な雰囲気を楽しむことができます。「一期一会」といった日本文化の重要な概念についても学び、日常生活に応用できる洞察を得ることができるのでオススメです。
※着付け、ヘアセットは夢館 五条店で行っています。お客様は支度ができ次第、ご自分で御池別邸へ移動していただきます。
茶道体験向きの着物
茶道体験に最適な着物は、礼儀を重視したシンプルで上品なデザインが特徴です。柔らかい素材で作られた着物は、畳の上での正座や立ち座りがしやすく、余分な装飾が少ないものが望ましいです。また、季節に合わせた色合いや柄を選ぶことで、茶道の美意識を反映させることができます。夢館のレンタルではスタンダードプランの中でもシックな色柄のものがありますので、そこからお選びいただいて太鼓帯のオプション(¥1,100)を追加していただくのもいいかと思います。また、大人の方に向けて落ち着いた色柄をセレクトした大人着物プランがありますので、そのラインナップから上品でシンプルな柄をお選びいただくのもオススメです。
夢館の茶道体験
夢館の御池別邸での茶道体験は、明治・大正期の元呉服屋だった京町家で行われます。長い歴史が刻まれた空間の中で、京都の文化の豊かさと茶道の深い教えに触れる貴重な機会です。日本や京都訪問の際に忘れられない思い出を作る素晴らしい選択肢となるでしょう。ぜひ、茶道の深い精神を学び、日常に活かしてみてください。
料金:¥3,080/人 (3名様からの価格、別途着物レンタル代が必要)
団体様:15名~MAX26名様迄 ※14名様以下の場合は下記の料金がかかります。
プライベート:1-4名様 11,000円/グループ 5-14名様 19,800円/グループ
京都着物レンタル夢館とは
「京都着物レンタル夢館」は、五条にある呉服屋「豊彩」が運営する着物レンタル店です。毎年自社でオリジナルの着物や浴衣を製造しており、色柄やサイズも豊富です。特にサイズは男性は5Lまで、女性は4LWや4TLまでと小さいサイズからプラスサイズまで幅広く取り揃えているので、どんな方でも安心してご利用いただけます。また、プロカメラマンによる撮影プランや、茶道体験、舞妓体験、侍体験、ウォーキングツアーなどのアクティビティも人気です。京都駅から地下鉄烏丸線で一駅目の五条駅から徒歩3分。祇園、清水寺、伏見稲荷、二条城など京都の人気観光地へのアクセスも便利で観光の拠点としてもご利用いただけます。
会社概要
京都着物レンタル 夢館 (本部:豊彩株式会社)
代表者 : 代表取締役 久保村 一文
所在地 : 〒600-8406 京都府京都市下京区高倉通五条上る亀屋町164番地
URL :https://www.kyoto-photo.yumeyakata.com/kids/