京都着物レンタル夢館 五条店

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2018年1月26日

2019年11月16日

投稿者:editor

女学生と袴

明治から大正時代、袴姿は女学生のシンボルでした

袴は古くは古墳時代の埴輪(はにわ)が太いズボンの様な袴を

身に着けている事がすでに見られます

平安時代には身分の高い女性達が十二単の下に袴を着けています

武家の時代、袴は武士の礼服として用いられ、江戸時代では

身分や性別で厳しく装いが定められていた為女性は袴を着る事が

禁じられていました

京の公家の女官だけが例外でした

明治になり西洋文化が取り入れられる様になり、教師や生徒が

洋服を着る様になると、きものでは動きに制限があり学業に支障が

出る事から袴の着用が広がったそうです

活動的な袴姿の女性達は新しい時代の象徴となりましたが、その後

制服が袴からセーラー服へと替わっていきました

こうして明治から大正にかけて大流行した袴でしたが

今日再び卒業式の礼装として定着しています

まさに流行はめぐる…ですよね