京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


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2018年3月23日

2019年11月19日

投稿者:editor

夢館メルマガ vol.33『猿が辻(さるがつじ)』

歴史の古い町、京都では目にしていても

気づかへんことがようけあります。

昔から北東の方向(丑寅〔うしとら〕の方向)は

悪い鬼が出入りする「鬼門(きもん)」と 呼ばれて忌み嫌われています。 今でも人々は家の北東の角を凹ましたり魔除けの

「柊」や「南天」を植えて鬼の進入を防いでいます。

そして天皇さんがやはった京都御所の

築地塀の北東の角も凹んでいます。

そやし丑寅とは反対の方向が未申(ひつじさる)なので

お猿さんが鬼門除けとして軒下に祀られています。 魔が去る(まがさる)に通じてるんやそうです。 実はこのお猿さんが夜な夜なここから抜け出して

悪さをしはるし金網の中に封じ込まれはりました。 今はおとなしく御所を守ったはります。

また御所に行かはったら見にいってみてください。 ただ築地塀の溝を越えたらブザーか

鳴るし気をつけてくださいね。

京都御所

京都御所は、室町時代から明治時代になるまで、天皇の住まいで国政の中心でした。

今までは、春と秋の特別公開の時しか見学できず、それ以外は事前申し込みが必要でした。

しかし、2016年7月からいつでも無料見学できるようになりました。

◆アクセス地下鉄烏丸線「今出川駅」下車徒歩8分