平安時代創建の水火天満宮は学問の神様「菅原道真公」
をお祀りしたはる神社です。 その名の通り水難や火難除けにご利益があります。
こちらの境内にある「登天石」は道真公にまつわる
伝説が残っています。
彼は優秀すぎてか身に覚えのない疑いをかけられて
太宰府に左遷され非業の死をとげました。 その後、都では道真公の祟りともいえる出来事が重なり 時の天皇さんが恐れて延暦寺の僧に祈祷をさせることになりました。
さて、その僧が宮中へ向かう途中、鴨川が急に増水したので
彼は落ち着いて数珠をひともみすると
水面が真っ二つに分かれて、
その間から石の上に乗った道真公が現れました。 すぐに消え去りましたが、僧は残った石を持ち帰り
道真公の霊を供養しはったそうです。 不思議な形の石なので、もしかしたら隕石(いんせき)やった?
という話も残っているとか。
都ならではのこの話は不思議な伝説です。
御祭神は、学問の神様で有名な菅原道真公です。また安産石があり、子宝・安産等にもおすすめです。
◆アクセス
〒602-0071 京都府京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
市バス「天神公園前」下車徒歩2分