京都の冬の風物詩いうたら「大根焚き」です。
特に鳴滝の「了徳寺」の「大根焚き」は歴史も古いです。
なんと、あの親鸞聖人がこちらの地に立ち寄られた時に村人が塩味の大根煮で
もてなさはったことが始まりです。
この日は境内にある大きなかまどに大きな鍋をかけはって大根をグツグツと
煮込まはります。
寒い日に味の染み込んだ大根をフーフー言いながら食べるのは格別です。
昔から中風にかからないと言われているそうです。
ところで、演技のヘタな役者さんを「大根役者」と言いますね。
大根は食べても食べても食あたりしない。
つまり「当たらない」ことから「大根役者」という説もあるそうです。
まぁ、そんなことよりこの寒い時期に食べる大根は体にいいこと間違いなしです。
今年行けへんかった人は来年はぜひ。
JR 「花園駅」下車 タクシー約5分 京都市バス 「鳴滝本町」下車 徒歩5分
京都検定1級 貴船 茜