京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


English
中文(繁体字)
中文(簡体字)
한국어

2019年2月12日

2019年11月25日

投稿者:editor

左前(ひだりまえ)

着付けを習ったものの、しばらく着物を着る機会がなかった友人が

「いつも襟を合わせる時どっちを上に重ねるのか迷う」と言っていました

着物を胸元で合わせる時は必ず自分から見て左の襟が右の襟の上になる様に

重ねます

これが逆になっていると左前と言って亡くなった方に着せる形に

なってしまうので要注意です

ん?自分から見て右が下、左が上なのにその逆が左前?…と思われたのでは?

着る時は自分から見て左が上 相手から(正面から)見ると左が下になって

右が上に重なって見えるんですね。 

これが正解

逆に着てしまうと相手から(正面から)見て右が下、左が上に見える

ので左前と言います

なんだか ややこしいですね

自分でも着て人にもお着付けしていると時々勘違いしそうなので

襟を合わせた後、右手がスッと胸元に入るかどうか確認しています

右手が入れば正解、左脇の方へ行ってしまったら左前になっています

洋服はシャツのボタンが男女で逆に付いています

着物は男性も女性も同じ襟合わせをします

文化の違い、面白いですね

元舞妓紅子のぶろぐ「知っといやすか」はコチラ

元舞妓紅子のブロ「知っといやすか」京ことばバージョンはコチラ