【梅シーズンを着物で満喫しよう】お勧め着物コーデ紹介！

　甲辰（きのえ・たつ）の年を迎え、あっという間に2月に向かって走っているこの頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか。ひときわ寒かった年末年始でしたが、最近は晩冬になったお陰か極まった寒さも少しずつ和らいている感じです。

そして、2月にまりますと、いよいよ春を告げる「梅」のシーズンを迎えます。まだ新しい年になれなかった気持ちもありますが、もう2月になるということを考えますと、時間の速さに驚いてしまいますよね。

梅の豆知識！
京都の梅名所といえば「北野天満宮」さんへ！
梅と猫を一緒に見たいと思ったら、梅宮大社へ！
1200年の歴史を誇る梅の名所、城南宮！
梅の着物で、季節感を満喫しよう
夢館五条店からのアクセス
京都着物レンタル夢館五条店

梅の豆知識！

　着物はもちろん、門松、花札、絵画など、様々なところで出会えるお花といえば、「梅」が欠かせません。まだ寒さが続いている時期にも美しい花を咲かせる姿は、どことなく気品が感じられます。

繊細な花びら、たくましく伸びている木の枝など、たくさんの魅力を持っている梅は、「忠実」「長寿」という花言葉があります。西洋でも「Keep your promise(約束を守る)」という意味がありますので、なんかお互い様に意味が通じている感じですよね。

京都の梅名所といえば「北野天満宮」さんへ！

　可愛い梅柄の着物を纏って初春の花見を楽しみたいなら、やはり「北野天満宮」ですよね。

　梅は菅原道真公がこよなく愛されたといわれるお花で、北野天満宮を代表する花として親しまれています。北野天満宮の境内神域には、菅原道真公ゆかりの梅が約50種、およそ1,500本植えられています。2月から3月にかけては馥郁とした梅の香りが広まる時期ですので、美しい梅を存分お楽しみ頂けます。その中でも、ピンク色の愛らしい梅の花は写真映えスポットとしてとても有名ですので是非ともお花見とともにお写真撮影にもチャレンジしてみてくださいね。

梅と猫を一緒に見たいと思ったら、梅宮大社へ！

京都市右京区にある「梅宮大社（うめのみやたいしゃ）」は、その名の通り梅の名所です！

日本最古の酒造の神様のお祀りはもちろん、子授や安産のご利益があるとしても知られています。梅宮大社の神苑は四季折々の花が咲き誇る場所としてとても有名です。落ち着いた雰囲気は、リフレッシュと癒しも与えてくれますね。

また、ロマンティックな雰囲気が漂う場所で、梅のトンネルとも呼ばれる「梅林」でゆったりとした時間を満喫できます。
何より梅宮大社の強みというと、長ーく梅の花見ができる点！早咲きの梅も植えられているため、見頃の期間が長いのが特長です！例年の見頃は3月初旬～下旬となっています。

3月が近づいてくると、ぜひ着物姿でほっと一息、いかがでしょうか。

1200年の歴史を誇る梅の名所、城南宮！

　京都市伏見区にある梅の名所！なんと1200年以上の歴史を誇る由緒あるお宮です。城南宮は794年平安京遷都に都の守護と国の安泰を願って、京都の南に創建されたと言われています。

特に、引越・工事・家相の心配を除く「方除（ほうよけ）の大社」と仰がれています。昔から住まいを清める御砂や方角の災いを除く方除御札を城南宮で授かる習慣があったそうです。

梅宮大社は、奈良時代から平安時代にかけて宮中で催された歌会を再現した行事である「曲水の宴」で有名ですが、何より推したいところは神苑の植物です！しだれ梅、椿、桜、藤、躑躅、青もみじなど、様々な種類の植物を見るだけで心が癒される気持ちになります。その中でも城南宮の名物である「しだれ梅と椿まつり」は、令和6年2月18日～3月22日に開かれ、鮮やかな色味の椿と梅の饗宴を楽しめます。「梅」だけでなく「椿」も見事で、緑の苔の上にそっと落ちている椿の姿も美しいです。