京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


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2022年2月15日

2022年2月18日

投稿者:editor

【梅花の季節到来!着物でお散歩のススメ】

 1月は行く・2月は逃げる・3月は去る!と言わはりますが、お正月からあっという間に恵方巻のコマーシャル…言うてる間にお雛さんが登場しはります。ほんまに早いものです。節分は季節を分ける時期で春の合図になります。そのスタートは梅の花🌺梅の香りに誘われて着物姿ではんなりとおでかけしませんか?お勧めの名所と着物コーデをご紹介します。

梅は身近なお花やね

 絵画やデザインのモチーフとされていることが多い花のひとつです。特に和装には欠かせない植物やと思います。描かれる形はいろいろですが、みぃんな同じ梅の花。5枚の花びらの中に匂いが描かれていたり、丸紋をぽんぽんとついただけの可愛いらしいものや写実的に表現されているものなどお馴染みのデザインがあります。あ!任天堂さんの有名なカードゲームにも鶯と共に使われてはります。花言葉は「上品」「高潔」「忍耐」などがあって、2月に花の最盛期を迎えて寒っぶい寒っぶい風が吹く中で凛と咲きほこる梅の姿からつけられたそうです。 女子として憧れる言葉かもしれませんね。

天神さんの梅苑~「花の庭」が再興されました

 そんな梅の花柄を身に着けてお出かけしたい京都の梅の名所といえば「北野天満宮」

   『東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな』

 梅をこよなく愛さはった菅原道真公をご祭神としはる北野天満宮は全国約1万2千社の天満宮・天神社の総本社さんで、豊臣秀吉の北野大茶の湯や出雲阿国興行により歌舞伎発祥の地として知られてはります。また、学問の神さんでも有名で、受験生さんが境内の牛の彫刻の頭を撫でその手で自分の頭を撫でてはります。受験生さん!おきばりやす!あっ!腰痛でお悩みの方は牛の腰を撫でてご自身の腰を擦らはったらよろしいかと…   

 その天神さんの梅苑が洛中の名庭「雪月花の三庭苑」のひとつ北野天満宮「花の庭」として公開してはります。江戸時代の歌人・松永貞徳が作庭しはった「三庭苑」は妙満寺「雪の庭」・清水寺「月の庭」・北野天満宮「花の庭」で、それぞれの「成就院」という塔頭にあります。明治以降存在してはらへんかった天神さんのお庭が令和に再興され現在公開中!梅苑を上から見渡せる舞台からの景色はほんま素晴らしく梅の花を近くで見ることができます。勿論、感染対策としてマスクを忘れんといてください!それでも梅の香りを感じることができます。エエ匂い~ほっこりします。2/25には梅花祭が開催されます。梅苑は3月下旬まで公開、2/25~3/13にはライトアップしはりますので幻想的な景色を見に行かはるのはどうでしょうか。

こちらもお勧め梅宮大社

 もうひとつご紹介したいお宮さんがあります。四条通を真ぁっ直ぐ西へ…桂川手前の梅津に佇む梅宮大社。醸造守護の神さんですが、嵯峨天皇の頃、皇子に恵まれなかった檀林皇后がご祈願されて仁明天皇を懐妊・安産されたことから子授け・安産の神さんとしても信仰を集めてはります。梅宮さんの「またげ石」を跨ぐと子宝に恵まれ、白砂は安産のお守りとされたはります。神苑は梅をはじめとして四季折々の花の名所で早咲きの梅、春には杜若の群生も楽しめます。婚礼の記念に訪れるカップルさんもいはって、とても静かで優しいお宮さんです。

ちょっと足をのばして~城南宮

 京都市の南の方、伏見区にも梅の名所があります。城南宮は794年平安京遷都に王城の南に守護神として創建されはって、1200年以上の歴史を誇ってはります。「承久の乱」や戊辰戦争の始まり「鳥羽伏見の戦い」の縁の地でもあるので歴史ファンにとっては聖地やと思います。また「方除の大社」として信仰を集めてはって、引越や交通安全・厄除けのお参りに訪れる人もぎょうさんいはります。また、神苑での「曲水の宴」(4/29・11/3)は王朝風俗を再現し、小川のねきで歌を作らはる様子を季節のニュースでご覧にならはったことがあると思います。その昔、政治・文化の中心となっていたんやな~と思い巡らせながら出掛けたい場所です。令和4年の「しだれ梅と椿まつり」は2/18~3/22に開かれ、咲き始めから散り始めまで美しい景色と香りを楽しめます。梅だけでなく椿も見事で、緑の苔の上に落ちた椿の儚い美しさもぜひ!そして、道明寺粉で餡を包んだ可愛(かい)らしい椿餅に舌鼓を打って春を先取りしはりませんか?花も団子も楽しんでください。

梅は梅でも・・・

「ロウバイ」という黄色ぅてちっさいお花を知ったはりますか?漢字で書くと「蝋梅」。バラ科の梅とちごてロウバイ科やけど、蝋細工のような梅に似た花やしその名前になったとか…そやけど、こちらもエエ香りがします。ほんまもんの梅より少ぅし早い時期にこっそりと咲いています。京都御苑をはじめ北野天満宮や梅宮大社、狛ねずみがいはる大豊神社でも見ることができます。

こんな着物でおでかけしたい

 三寒四温。少ぅしぬくい日に梅の花を尋ねて着物で出かけたいわぁ。大人のお出掛けにはアラベスク調の着物に梅の柄のお太鼓帯を合わせて。お太鼓帯はちょっとしんどいわぁ~と感じたら大きめの梅柄の着物に半巾帯と梅の花の帯留めが付いた飾り紐で~春を探さはりませんか?

(左)ブランド着物+太鼓帯で5,280円(税込) (右)着物レンタル3,080円+飾り紐220円で計3,300円(税込)

夢館五条店からのアクセス

●北野天満宮:市バス「四条烏丸」より 55号・203号系統「北野天満宮前」下車すぐ

●梅宮大社:市バス「四条烏丸」より 3号・28号・29号系統「梅宮大社前」下車すぐ

●京都御苑:地下鉄烏丸線「五条」より「丸太町」下車すぐ

●大豊神社:市バス「五条高倉」より 5号系統「東天王町」下車徒歩10分

●城南宮:地下鉄烏丸線「五条」より「竹田」下車徒歩15分orタクシーで3分

京都着物レンタル夢館五条店

〒600-8103 京都市下京区塩竈町353 豊彩ビル

電話番号:075-354-8515
メール:info@yumeyakata.com
休業日:年末年始(12/31~1/3)
営業時間:10:00 ~ 17:30(最終入店16:00)